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ドラマ考察

聖者の行進ドラマは実話?どんな事件だったのかも紹介!

1998年にTBSで放送をされたドラマ『聖者の行進』。

俳優のいしだ壱成さんが主演となっていたこのドラマが、実話であったと言われています。

『聖者の行進』はどんな事件でどこまでが実話と一緒なのか…。

そこでこちらの記事では、ドラマ『聖者の行進』 がどんな事件の実話なのか調査してみました。

 

聖者の行進ドラマは実話?

ドラマ『聖者の行進』は、実話が元になっているフィクションドラマです。

このドラマは、知的障がい者をテーマにした作品として、視聴者に大きな衝撃を与えました。

このドラマはフィクションとして描かれていますが、その背景には現実の事件が存在しています。

一体どのような事件を元にしたのか、次でご紹介していきます!

 

聖者の行進ドラマは実話の元になったのはどんな事件だった?

ドラマ『聖者の行進』の元になったのはどんな事件かというと、1995年に茨城県水戸市で発覚した「水戸事件」です。

「水戸事件」は、茨城県水戸市にある段ボール加工会社、アカス紙器で発生した、知的障がい者に対する虐待事件です。

この会社は、知的障がい者を積極的に雇用し、全員を寮に住まわせていました。

社長のMは、障がい者雇用に熱心な人物として地域社会から尊敬されていましたが、1995年に実態が明らかになります。

Mは、国からの助成金を受け取っていながら知的障がい者の従業員に対してほとんど賃金を支払わず、さらに彼らに対する虐待や暴行をしていました。

この事件は非常に過酷で、

  • 角材やバットで殴る
  • 正座を強制
  • 重石を乗せる

などの拷問に近い行為が日常的に行われていたことが判明。

この事件は、Mが詐欺容疑で逮捕される過程で明るみに出ましたが、警察や検察は立件に消極的であり、多くの事実は不起訴となっています。

最終的にMは、詐欺罪および一部の暴行事件のみでしか起訴されませんでした。

 

まとめ

こちらの記事では、ドラマ『聖者の行進』 は実話なのか、どんな実話を元にしたのか調査してきました。

ドラマ『聖者の行進』は、実話である水戸事件を背景にしたフィクション作品であることが分かりました。

現実に起きた残酷な事件を反映して話題になった『聖者の行進』ですが、ドラマを通じて知的障がい者に対する社会の関心が高まったのは間違いありません。

実話だと知って『聖者の行進』を見ると改めて衝撃を受けますね…。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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