Netflixドラマ『サンクチュアリ-聖域-』は、相撲の世界をリアルに描いた衝撃作として話題を集めました。
相撲界の裏側や葛藤を描いた迫力のある稽古、取り組みの映像には、本物の力士と思わせるシーンも多数。
そんなリアリティを支えているのが、実際の元力士たちの出演です。
今回は、ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』に登場する本物の力士は誰なのか、彼らのプロフィールや経歴について詳しく紹介します。
Contents
サンクチュアリで本物の力士は誰?
勇さんアッくんの痛快!ブットビスト
俳優·元大相撲力士
住洋樹さん
Netflix「サンクチュアリ」で化け物力士·静内を怪演
193cm、230kg、デカッ!
ムッチャ面白い回になったので
ご期待あれ!
◆11/29(金)BBCびわ湖放送#びわカン 24:15OnAir♪#サンクチュアリ #静内 #大相撲 #川本勇 pic.twitter.com/bIhRMfMFv4— 川本 勇@メディアプロデューサー (@yukawamoto) November 12, 2024
ドラマ『サンクチュアリ』には複数の本物の力士(元力士)がキャスティングされ、中でも代表的なのは以下の3名です。
- 住 洋樹(すみ ひろき):静内役
- 澤田 賢澄(さわだ けんしょう):猿谷役
- 細田 亮(ほそだ りょう):高橋役
そのほか、リアルな相撲シーンを再現するために、多くの本物の力士(元力士)たちがエキストラやスタントとして参加。
登場人物の肉体美や所作、取り組みの動きに圧倒的な説得力を与えています。
また、本物の力士だけではなく元ラグビー選手の佳久創(かくそう)さんも出演しており、より映像のリアリティを伝えているのでしょう。
次で本物の力士だった出演者のプロフィールを詳しくご紹介します。
サンクチュアリで本物の力士のプロフィール
サンクチュアリ -聖域-
大相撲の世界を舞台にしたドラマ。
見よう見ようと思って先延ばしにしてたけどついに見た。すごく良いドラマだった。
静内の過去とかこれは泣いちゃう。#Netflix pic.twitter.com/3M2ayeczvl— MaKoTo (@zarinchan) May 18, 2025
先ほど紹介した『サンクチュアリ』で本物の力士だった3人
- 住 洋樹
- 澤田 賢澄
- 細田 亮
のプロフィールを、それぞれ紹介します。
住 洋樹(すみ ひろき)
お相撲さんの魅惑のボディは触りたくなるし胸毛背中毛触りたいなって思うけど、大人なので!!!許可された巡業の握手列で手に触れる事が出来るだけで十分です😭
2年前、住 洋樹さんのお腹は許可を頂いて触った事があります…カチカチでした… pic.twitter.com/spX1hIAFpH
— まもり🟧 (@gdm_osumori) March 5, 2025
まずは『サンクチュアリ』で主人公・小瀬清のライバル役を演じた住洋樹さんのプロフィールはこちらです。
- 本名:住 洋樹(すみ ひろき)
- 四股名:飛翔富士 廣樹(ひしょうふじ ひろき)
- 生年月日:1989年7月14日
- 出身地:兵庫県神戸市兵庫区
- 身長/体重:191cm/212kg(現役時代)
- 所属部屋:中村部屋 → 東関部屋
- 初土俵:2005年春場所
- 最高位:東十両13枚目(2011年9月場所)
- 通算成績:234勝197敗47休
- 引退:2017年初場所
力強さと荒々しさが共存するキャラクターをリアルに演じています。
澤田 賢澄(さわだ けんしょう)
お仕事で名古屋へ pic.twitter.com/IDRCW8a9uI
— 澤田賢澄/元力士俳優 (@chiyonoshin_999) March 31, 2024
続いては、『サンクチュアリ』で猿桜の兄弟子で寡黙で真摯に相撲に向き合う力士役を演じた、澤田賢澄さんのプロフィールです。
- 本名:澤田 賢澄(さわだ けんしょう)
- 四股名:千代の眞 賢澄(ちよのしん けんしょう)
- 生年月日:1986年6月23日
- 出身地:三重県伊賀市
- 身長:178cm
- 所属部屋:九重部屋
- 初土俵:2002年3月場所
- 最高位:西幕下59枚目
- 通算成績:216勝198敗20休(63場所)
- 引退:2012年9月場所
現役時代の経験を活かし、自然な動きと存在感を発揮しています。
細田 亮(ほそだ りょう)
めっちゃさんの相撲部屋あるある動画見てたら二駅乗り過ごしてた、、、
最悪だ。
初めの動画と比べるとめっちゃさんむちゃくちゃ筋肉ついてる。
筋トレしまくってたら半年で20キロ増量したらしい、、
ぜひ、みて欲しい。
髪も最初坊主だったのに伸びていまはほぼ力士になってる。
本名 細田亮#sumo pic.twitter.com/acSbIRRkMo— キンボシ西田 (@nishidaatsuhiro) January 19, 2021
最後は『サンクチュアリ』に出演していた本物の力士だった1人の細田亮さんのプロフィールです。
- 本名:細田 亮(ほそだ りょう)
- 四股名:安大ノ浪 亮(あおのなみ りょう)
- 生年月日:1988年11月11日
- 出身地:兵庫県尼崎市
- 身長/体重:174cm/111kg
- 所属部屋:安治川部屋(現・伊勢ヶ濱部屋)
- 初土俵:2004年3月場所
- 最高位:東序二段94枚目(2005年1月場所)
- 通算成績:39勝64敗16休(18場所)
- 引退:2007年1月場所
元力士として出演していることが確認されており、相撲の技術的な部分で制作を支えています。
そして、本物の力士ではないですが元ラグビー選手だった佳久創(かくそう)さんも、龍谷部屋所属の力士で角界のプリンス・龍貴を熱演。
このように本物の力士だけではなく元ラグビー選手も出演する事によって、より物語に厚みを持たせていたのでしょう。
それでは、次に『サンクチュアリ』に出演していた本物の力士3人の経歴を紹介します。
サンクチュアリで本物の力士の経歴
こちらは「注文の多い初キャンプ」より、元力士 (千代の眞) の澤田賢澄 さん。
「サンクチュアリ -聖域」 猿谷 役の人ですね。#shutasumo pic.twitter.com/q0uED6CU5N— 平田修太 (@shuta55H) January 23, 2024
ドラマ『サンクチュアリ』に出演していた本物の力士3人の経歴も、それぞれ詳しく紹介していきます。
住 洋樹(すみ ひろき)
ドラマ『サンクチュアリ』の出演者で本物の力士だった住洋樹さんは、プロの力士として十両まで昇進し、相撲界で約12年のキャリアを積みました。
恵まれた体格とパワフルな相撲で注目されましたが、怪我などの影響もあり、幕内昇進は果たせないまま引退しています。
引退後は実業家としての道を歩み始め、東京都内で飲食店を開業。
さらに、訪日外国人向けのインバウンドビジネスや相撲体験イベントの企画など、多角的な活動を展開しました。
2019年にはアメリカ・ロサンゼルスに拠点を移し、現地でのビジネス展開を図ると同時に俳優としての活動を本格化。
2018年にはアメリカのプロレス団体WWEのリングにゲストとして登場し、国際的にも話題に。
ドラマ『サンクチュアリ』では、主人公・猿桜のライバルである静内役を熱演。
圧倒的な体格と迫力、元力士ならではの所作で視聴者に強烈な印象を残しました。
さらに、ハリウッド映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』にも出演し、グローバルに活躍する異色の元力士俳優として注目を集めています。
澤田 賢澄(さわだ けんしょう)
ドラマ『サンクチュアリ』の出演者で本物の力士だった澤田賢澄さんは、若くして相撲界入りし、約10年間にわたり土俵に立ち続けた元力士です。
小兵ながら粘り強く巧みな取り口で徐々に番付を上げ、幕下まで昇進しましたが、腰や膝の故障に悩まされ、2012年に引退。
その後、役者の道を志し、舞台や映像作品などを通じて演技のスキルを磨きました。
ドラマ『サンクチュアリ』では、猿桜の兄弟子である「猿谷」役を好演。
作中では、寡黙で実直な性格の中にも、厳しい稽古や部屋のしきたりに耐える力士の姿を繊細に表現。
自身が現役時代に感じていた葛藤や痛みを、役柄にリアルに投影しており、視聴者からは「本物の力士ならではの説得力がある」と高評価を得ています。
今後も俳優としての活動が期待される人物の一人です。
細田 亮(ほそだ りょう)
ドラマ『サンクチュアリ』の出演者で本物の力士だった細田亮さんは、序二段までの経験を持つ元力士です。
引退後は、吉本興業に所属し、お笑い芸人「めっちゃ」として芸能界に転身。
相撲経験を活かしたネタや土俵上の所作のモノマネ、相撲コントなどで観客を笑わせています。
バラエティ番組などにも出演し、力士としての過去を武器に独自のポジションを確立。
その一方で俳優業にも挑戦しており、『サンクチュアリ』では相撲部屋の一員「高橋」役を演じました。
決して大柄ではないものの、動きのキレや立ち合いの所作に元力士としてのリアリティが滲み出ており、サポートキャストながら高い存在感を示しました。
現在もお笑い、俳優、イベント司会などマルチな分野で活躍中です。
ドラマ『サンクチュアリ』の出演をきっかけに、これからテレビドラマや映画の出演が増える可能性もあり、これからの活躍が楽しみな3人ですね。
サンクチュアリで本物の力士の出演作品
サンクチュアリ聖域、最後まで
見ました。ちゃんとお金と時間を
かけてセットや役作りをし、
いい役者を使えば脚本は
ひねらなくても、パワフルな
作品できるってことを体現
したようなドラマでした。
役者がみんないいよね。
静内役の人は元力士らしいが、
体も凄いが演技も凄味と
純真さがあった。 pic.twitter.com/2MY6OGCOAv— 井上だいすけ (@pantyonotdead) May 27, 2023
ドラマ『サンクチュアリ』には、元力士たちが俳優として出演し、その演技力と圧倒的な存在感が注目を集めました。
ここでは、彼らが『サンクチュアリ』以外に出演している、または関わっている主な作品・活動について紹介します。
住 洋樹(すみ ひろき):静内 役
ドラマ『サンクチュアリ』に出演した本物の力士だった住洋樹さんは、以下の作品に出演しています。
- 『サンクチュアリ』(2023年配信開始):静内役
- ハリウッド映画『ジョン・ウィック:コンセクエス』(2023年公開):用心棒の力士役
ドラマ『サンクチュアリ』で主人公・猿桜のライバル的存在として、力士としての迫力と重厚感ある演技が話題となった住洋樹さん。
同年公開されたハリウッド映画『ジョン・ウィック:コンセクエス』でも日本人力士として登場し、国際的な舞台でも存在感を発揮。
キアヌ・リーブス主演の人気シリーズへの出演は、大きなステップアップとなりました。
住洋樹さんは俳優・ビジネスマン・パフォーマーとして多方面で活躍しており、今後もさらなる国際作品への出演が期待されています。
澤田 賢澄(さわだ けんしょう):猿谷 役
ドラマ『サンクチュアリ』に出演した本物の力士である澤田賢澄さんの出演作は、以下の通りです。
- ドラマ『サンクチュアリ』(2023年配信開始):猿谷 役で出演。
- 舞台・短編映像作品など(詳細非公開):『サンクチュアリ』が初の大規模出演作品とされていますが、それ以前にも小規模な舞台やインディペンデント作品に参加してきた経歴があります。
『サンクチュアリ』で主人公・猿桜の兄弟子という重要なポジションを演じ、現役時代の経験を活かした自然な演技が高く評価されている澤田賢澄さん。
今後は映像作品だけでなく、舞台やテレビドラマへの出演の可能性もあり、俳優としての飛躍が期待されます。
細田 亮(ほそだ りょう):高橋 役
ドラマ『サンクチュアリ』に出演した本物の力士である細田亮さんの出演作は、以下の通りです。
- ドラマ『サンクチュアリ』(2023年配信開始):相撲部屋の一員・高橋役
- 吉本興業所属芸人「めっちゃ」:引退後は芸人に転身し、相撲ネタやモノマネ、コントを中心に活動。お笑いライブやバラエティ番組への出演歴があります。
- YouTube・イベント活動:YouTubeチャンネルでの配信や、イベント司会なども行っており、マルチタレントとしての活躍も目立っています。
『サンクチュアリ』では、リアルな所作と自然な演技が光り高評価を得ている細田亮さん。
芸人としてのユーモアと元力士としてのリアルな動きを武器に、映像作品とバラエティの両面で存在感を発揮しています。
このように、『サンクチュアリ』に出演した元力士たちは、それぞれの分野で個性を発揮しながら活動を続けています。今後のさらなる活躍にも注目です。
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まとめ
今日のNetflix
サンクチュアリ-聖域-今更感強いけどやっと見れた。
主演の一ノ瀬ワタルもだけど、猿将部屋の力士達が元力士なだけあってリアリティが凄い。
回収しきれてない伏線が沢山あったからシーズン2期待。 pic.twitter.com/KKTSjB0AsT— ステノア (@stagenoa9838) December 21, 2024
今回の記事は、Netflixドラマ『サンクチュアリ』には本物の力士が出演しているのかを調べました。
『サンクチュアリ』には、住洋樹さん・澤田賢澄さん・細田亮さんの本物の力士だった3人が役名付きで出演している事が分かりました。
その他にも、エキストラにも元力士がいたりと、随所に本物の力士だった方々が出ています。
このドラマの魅力は、緻密な脚本や演出だけでなく、本物の力士だった方々が出演することで、相撲という世界の重みと緊張感がリアルに再現されました。
ドラマをまだ観ていない方も、本物の力士にも注目しながら観ることで、より深く作品を楽しめるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。