2008年に放送された『流星の絆』は、今でも度々X(旧Twitter)のトレンド入りするほど人気の名作です。
そんな『流星の絆』の原作は東野圭吾さんですが、どうやら原作とドラマで違う点が複数あるそうです。
『流星の絆』の原作との違いはどこなのでしょうか。
そこでこちらの記事では、『流星の絆』の原作との違いや、結末や犯人も違うのかについて調査してみました。
流星の絆で原作との違い4つ!
流星の絆は名作よね
主題歌のBeautiful daysも好き#THE夜会 pic.twitter.com/tCD9yyQNtf— ふぬけ (@funuke1) January 4, 2024
『流星の絆』の原作とドラマの違いは以下の4つがありました。
- 登場しない人物や店
- 血縁関係の真実
- 詐欺の相手
- 詐欺の手口や回数
ではそれぞれどんな風に違ったのか、詳しくご紹介していきます!
登場しない人物や店
『流星の絆』東野圭吾
両親を殺された三兄弟が復讐を誓う。
自分たち3人の手で犯人を殺そう。犯人の息子を好きになってしまった妹の葛藤。
念入りに復讐の計画を立てると同時に、兄弟を誰よりも大事にする兄。
誰に何故両親は殺されたのか。流石の名作あっぱれな完成度でした。#読了 pic.twitter.com/zYj4c6gvX0
— ゆうと@読書垢 (@jsb0319) January 10, 2024
『流星の絆』の原作との1つ目の違いは、原作では登場しない人物や店がドラマでは登場するという点です。
- 施設の園長、ジョージ・そこで生活していた、ちえみ(徳永えりさん)は原作では存在しない
- 功一(二宮和也さん)が働いているカレー屋さんは原作では登場せず、仕事もデザインの仕事
- サギさん(中島美嘉さん)の役の女性は原作に登場しない
このように、ドラマでは登場したり、実際にストーリーの中心となるようなお店は、原作では登場していなかったり。
『流星の絆』は原作を基にドラマオリジナルに変更されていることがわかります。
よって原作よりも少しコミカルに見えるというのがドラマの特徴だと思います。
血縁関係の真実
『流星の絆』の原作との2つ目の違いは、血縁関係の事実や理解状況が原作とドラマでは違いがあります。
- 両親が内縁関係である(原作)
- ドラマでは静奈(戸田恵梨香さん)は途中で兄達と血が繋がっていないことを知るが、原作では元々知っている
という点で理解状況に違いがあります。
両親が殺される→詐欺をする→犯人を罠にはめる という全体像に変わりはないものの、登場人物のキャラクターや血縁関係や理解状況などの設定に少し違いがあることが分かりました。
詐欺の相手
『流星の絆』の原作との違い3つ目は、詐欺を仕掛ける相手との関係性がドラマと原作では違いがあります。
- 詐欺を仕掛ける相手、高山(桐谷健太さん)は、ドラマ内では静奈の元上司であるが、原作では最初から詐欺のターゲットとして高山に接近をするという設定
その後、ドラマは元上司という嫌いな相手に詐欺を仕掛けていきますが、原作では関係性のない、知らない金持ちを標的にし騙していきます。
詐欺の手口や回数
また、『流星の絆』のドラマと原作では、詐欺の手法や、詐欺を仕掛ける回数に大きく違いがあります。
静奈が資格商法にかかったことがきっかけに詐欺を行うようになったという点は同じですが、
- ドラマでは知らない人に同じこと(資格商法)をしようとして失敗→静奈を騙した詐欺師が貢いでいるホストを騙すという話だったが、原作は資格商法で詐欺に成功
- ドラマ内では詐欺は数回行う感じでしたが、原作では詐欺を本業として常習的に行っており、原作では3人ともほぼ無職
このように詐欺に関しては、ドラマと原作では大きな違いを感じました。
ドラマ内では、マイルドに映し出されるように変更をされているように思います。
流星の絆で原作と結末も違う?
流星の絆また観たくなった💕
この亮ちゃんが翔くんと一緒に見れるなんて🥹#錦戸亮 pic.twitter.com/wqKli6EX2L— パピタロン (@hisa25machi25y1) January 4, 2024
『流星の絆』の原作とドラマでは、結末も違いました!
原作とドラマで大きく異なる結末とと言えば、やはり犯人の柏原(三浦友和さん)が自殺しなかったことではないでしょうか。
原作での功一(二宮和也さん)が事件の真相に気づき柏原(三浦友和さん)を追い詰めた最後。
”間違いであってほしい"と思いながら、功一(二宮和也さん)は「あんたが犯人なんだろう?」と告げると柏原(桐谷健太さん)は「いつか、こういう日が来ると思っていた」と言います。
ヤクザに知り合いがいると言っていた柏原は、借金を抱える幸博(3人の父親)から「何とかならないか」と相談されました。
500万の借金のうち200万までしか用意できないと言われた柏原は、飲み屋を摘発するからその200万を自分に貸して欲しいと3人の両親に懇願。
しかし拒否されたため両親を殺してしまったと説明をしました。
そして柏原はそのまま飛び降り自殺…という原作でしたが、ドラマでは柏原に生きて罪を償わせます。
原作では遺書が残されており、
- 14年前の犯人は自分である事
- 功一達が警察の矛先を背けるよう実行した事
もすべて自分がやったと書かれていました。
その点ドラマ内では、その手紙の内容は、刑事の萩村(バナナマンの設楽統)が「俺はこう思う」という推測のかたちで伝えられます。
まさかの真犯人は信頼を寄せる、担当刑事だったという、絶対にありえない結末に対する驚きと原作との違いにSNSでは一番の話題となり盛り上がったシーンでした。
まとめ
懐いな流星の絆 pic.twitter.com/N38qlseF1U
— CHISA (無言フォロー辞めて下さい) (@Johnnys_8LOOMY) January 5, 2024
こちらの記事では、『流星の絆』原作との違いについて調査しました。
ドラマでは原作との違いがあり、コミカルにマイルドに表現されている印象があります。
どちらにせよ、一度見ると次が気になりとっても素晴らしい作品です。
『流星の絆』は原作とドラマを合わせて視聴する楽しみ方もおすすめです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。