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再放送できない理由

救命病棟24時の第1シリーズが放送されない理由は?再放送解禁の理由も!

医療ドラマの金字塔として有名な『救命病棟24時』の第1シリーズ。

その人気にも関わらず、『救命病棟24時』の第1シリーズが長年に渡り再放送されない理由はなぜなのでしょうか。

そして、2024年になぜ急に再放送されるようになったのかも気になるところ…。

そこでこちらの記事では、1999年に人気を博した『救命病棟24時』第1シリーズが再放送されない理由と、24年ぶりの再放送解禁の背景について調査してみました。

 

『救命病棟24時』の第1シリーズが再放送されない理由は?

『救命病棟24時』の第1シリーズが再放送されない理由は、

  • 著作権侵害が懸念されるから
  • 認知症患者への配慮不足があるから

ではないかと考えられます。

ではそれぞれの理由を詳しくご紹介していきます。

 

著作権侵害が懸念されるから

『救命病棟24時』第1シリーズが長らく再放送されない理由の1つは、著作権侵害の懸念にあります。

放送当時、『救命病棟24時』は人気海外ドラマ『ER 緊急救命室』との類似点が指摘され、一部で話題となりました。

特に、ドラマのオープニングや一部のシーンが『ER 緊急救命室』に酷似しているとの声が上がり、フジテレビは著作権侵害の指摘を恐れて第1シリーズの再放送を控えたと言われています。

このような背景が、長年にわたり第1シリーズがソフト化されず、公式配信サービスでも取り扱われなかった一因となっているようです。

 

認知症患者への配慮不足があるから

もう1つの『救命病棟24時』が再放送されない理由は、特定のエピソードに対する配慮が足りなかったことにあります。

特に第4話では、認知症患者に対して"元気なうちに死んでくれた方が良かった"という趣旨のセリフがありました。

この認知症の患者に対するセリフが「同じ病気で苦しむ人に配慮が足りない」とのクレームが寄せられました。

このセリフは、認知症患者とその家族にとって非常に敏感な内容を含んでおり社会的な反響を呼んだことで話題に。

再放送時に第4話が欠番となるなど、シリーズ全体の再放送に影響を与えていました。

このような配慮不足が、長年にわたり再放送できなかった原因と言えるでしょう。

 

『救命病棟24時』の第1シリーズが2024年再放送解禁の理由は?

2024年に『救命病棟24時』の第1シリーズの再放送が解禁された大きな理由は、

  • ファンからの継続的な要望
  • 時代の変化によるもの

と考えられます。

ではこちらも詳しくご紹介していきますね!

 

ファンからの継続的な要望

『救命病棟24時』の第1シリーズは、長年にわたり、多くのファンが第1シリーズの再放送を望んでおり、SNSなどでその声が高まっていました

実際の声をご紹介すると、

  • また観たいな
  • 全国で再放送してほしい
  • 第6シリーズ待ってます!
  • 嬉しい!
  • 関東以外でも再放送して

などと、『救命病棟24時』の第1シリーズの再放送が決まるとSNSでは歓迎の声で溢れていました。

『救命病棟24時』の第1シリーズには再放送されなくても未だに多くのファンがいて、その再放送を待ち望んでいたようです。

 

時代の変化によるもの

また、社会の意識が変化し、過去に問題視された内容に対する理解や受容の度合いが変化してきています。

不適切な表現があっても、現代は「内容に相応しくない表現がありますが、作品のリアリティを尊重して放送いたします」と一言断りを入れることで、それを視聴者が受け入れられるようになってきました。

これらの変化が、放送局側の再放送に対する態度を変え、2024年に再放送が解禁されるきっかけとなったと考えられます。

ちなみに『救命病棟24時』の第1シリーズ内で相応しくない表現、時代錯誤の表現というと、

  • 先ほどの認知症患者への発言
  • 病院敷地内や医局内での喫煙
  • パワハラが多い

などがありました。

大人気シリーズの再放送は嬉しいですね!

ちなみに相変わらず再放送されないままの『救命病棟24時』の第3シリーズが再放送されない理由はこちらで詳しくご紹介しています。

救命病棟24時の第3シリーズが再放送されない理由は?

また、『救命病棟24時』で主演を務めた江口洋介さんの現在が、激痩せや病気?と噂されています。

こちらの真相も調べてみましたよ!

江口洋介の現在の活動状況は?脳梗塞の噂は本当?

 

救命病棟24時第1シリーズ 再放送についてSNSの反応

『救命病棟24時』第1シリーズ 再放送について、SNSの反応はこのようなものがありました。

  • こんな医師が沢山いたらなぁ
  • 温水さんの髪フサフサ笑
  • 昔から好きなドラマ
  • 見まくってる
  • 何回見ても泣ける
  • みんな若い

などと、再放送を見て懐かしむ声や、面白くて24年越しにのめり込む人など、やはり『救命病棟24時』第1シリーズ は名作であると言えるでしょう。

 

救命病棟24時の第1シリーズを観る方法

『救命病棟24時』第1シリーズを観る方法は現時点ではなさそうでした。

そのため、地上波での再放送を待つしかなさそうです…。

『救命病棟24時』の第1シリーズ再放送予定は次でご紹介していきます!

 

『救命病棟24時』の第1シリーズ再放送予定

『救命病棟24時』第1シリーズは、2024年2月時点では関西ローカルにて、2024月2月1日の毎週月曜~金曜まで、

  • 第一部:13時50分~14時48分
  • 第二部:14時48分~15時45分

の時間で再放送を見ることが可能です。

また、2024年2月28日からは愛知県の東海エリアの東海テレビでも再放送が始まりました。

  • 東海テレビ14:45〜(愛知県など)

「他の地域でも再放送してほしい」という声はかなりあるので、今後は関西と愛知県エリア以外の地域でも順次再放送されていくかもしれませんね!

 

『救命病棟24時』の第1シリーズあらすじ

『救命病棟24時』第1シリーズは、大都市のど真ん中にある大病院の救命救急センターが舞台。

天才外科医・進藤一生(江口洋介さん)と研修医・小島楓(松嶋菜々子さん)の対立と成長、そして患者や家族、医者や看護師の人間ドラマを描いています。

全1〜11話まであるので、各回について詳しくご紹介していきますね!

 

第1話

研修医の楓(松嶋菜々子)は、出勤初日に前のトラックから鉄パイプが滑り落ち作業員の胸を貫通する、という事故に遭遇。

咄嗟に「私医者です!」と救急車に乗り込んだもの役に立たず。

進藤(江口洋介)の処置で一命は取り留めたものの、進藤からは「研修医失格」と怒られてしまいます。

そんな矢先、次は手首を切った女性が運び込まれます。

この女性は自殺未遂の常連でしたが、彼女は楓の高校時代の同級生・良子(鈴木砂羽)でした。

楓の心配をよそに「友達づらしないで」と冷たく当たる良子。

良子の処置が終わるや否や、次は一家心中を図った親子が搬送。

父親は間もなく死亡し、残された娘に何と告げたら良いか困り果てる楓。

ある日、当直明けの楓は良子のことが気になってアパートを尋ねると、良子は浴室内で再び手首切っていました。

連絡を受けた進藤は楓に心臓マッサージを続けるように指示。

間もなく救急車も到着し事なきを得て、良子は楓の患者第1号になります。

 

第2話

楓の勤める病院に心肺停止状態の男性が緊急搬送。

しかし不慣れな楓は治療室から追い出されてしまいます。

連絡を受けた男性の弟は「死んだら連絡をくれ」と冷たい…。

翌日の朝の会で、研修医の辻(八嶋智人)は、「諦めるのが早すぎる」と進藤の処置を非難。

しかし進藤は「植物状態になるよりまし」と言い残して席を立ってしまいます。

事務的に死亡確認を進めた進藤に対して進藤の人間性を疑う楓。

そんな頃に楓は、同僚医師たちの会話から、ICUに入院している植物状態の患者・早紀(高田美佐)が進藤の妻であることを知ります。

そこへ睡眠薬自殺を図った龍村(泉谷しげる)が緊急搬送。

進藤は楓に龍村の胃洗浄を指示。

手際が悪い楓に患者が辛い思いをすれば、もう自殺なんてしようとは思わないだろうという魂胆でした。

瀧村は一命を取り留めたものの、楓に説教されたことで激怒。

今度は屋上から飛び降りようとします。

ところが進藤は龍村に近づき「死ぬには高さが足りない。一生寝たきりか、下半身不随か。即死じゃなきゃ、俺はあんたを助けますよ。こっちから飛びましょう」と龍村を連れて行きます。

怯える龍村に「飛び降りるかやめるかは、あんたが決めるんだ」と進藤。

怖くなった龍村は自殺を思い留まりました。

 

第3話

進藤を呼びにICUを訪れたゆき(須藤理彩)は、進藤が妻の早紀に氷を含ませているところを目撃。

そんなゆきに婦長のルリ子(大島蓉子)は、進藤は何も食べられない早紀のために、わざわざ氷を砕いてあげているのだと話します。

そんな中ピストルで撃たれた中野(阿藤海)と、食中毒にかかった草野球チームのメンバーが運び込まれて救命救急センターはてんやわんや。

そこへ羽田空港で腹痛で倒れた体格の良い道子(角田よしこ)が運ばれてきます。

道子は46歳で妊娠していたのです。

道子は高齢妊娠に加えて

  • 高血圧
  • 糖尿病

の持病もあり。

進藤は道子の夫・佐竹(斎藤暁)に帝王切開を勧めます。

…と同時期に楓は院内で失敗を繰り返してしまいます。

  • 妊娠が判明した女子高生(矢沢心)にやみくもに中絶をすすめて怒らせたり
  • ベッドが空いているからと、出産を控えた妊婦ばかりの部屋にその女子高生を移そうとして、婦長に怒られたり
  • パソコンのコードに足を引っ掛けて堺(杉本哲太)の論文のデータを飛ばしてしまい、大事な学会発表用のデータを消して怒られる

…と散々な楓。

あまりの不甲斐なさに、中野の処置中、楓はゆきに「私医者向いてないのかな…どこか知らないところに行きたい」と愚痴をこぼします。

どこと聞くゆきに楓は、「モンゴル」と口走ると、その言葉を聞いた中野が突然起き上がり、モンゴルでもどこでも連れて行ってやるから、ここから出してくれと迫ってきました。

そんな矢先、楓は朝の回診で道子に陣痛が始まっていることを確認。

産婦人科病棟に移す余裕はなく、救命救急センターの初療室で出産を進めます。

楓は鉗子分娩を試みるもののうまく行かず進藤に助けを求めるが、進藤は「一度逃げたら逃げ癖がつくぞ」と楓を励まします。

と、次の瞬間赤ん坊の泣き声が響きわたり病院中は拍手の嵐に包まれます。

そんな中、ピストルで撃たれて入院中の中野が行方不明に。

ベッドシーツには「先生ありがとう 恩に着る」とメッセージが残されていたものの、心当たりがない楓。

後日医局に旅行会社の社員がやってきます。

頼んでいないという楓だが、それは中野からのモンゴル旅行のプレゼントでした。

 

第4話

脳死状態の患者・高木の病室にいる楓とゆき。

そこに高木の新婚の妻、マキ(宮沢美保)が見舞いにやってきます。

楓は「今日はいつもより遅かったんですね。旦那さん寂しがってますよ」と声を掛けるが、それを聞いたマキは複雑な表情に…。

次に海水パンツ姿の男が救急車で搬送。

なんとその患者は、休みをとって家族サービスをしているはずの同僚の医師・菊池(金田明夫)だったのです。

しかも、パニックになって付き添ってきた女性・志乃(土屋久美子)は不倫相手。

幸い菊池は過換気症候群を起こしただけだったが、運悪くそこへ菊池の本当の妻・美和(竹井みどり)が挨拶に。

堺(杉本哲太)らは必死に隠そうとするが、さらに運悪くちょうどゆきが菊池の荷物を持ってきたため、中身を見て、「愛する志乃さんへ」のカード付きのプレゼントを発見してしまいます。

怒った美和に問い詰められる菊池を見て、呆れたスタッフたちは放っておくことに…。

一方、大腿部骨折で搬送されてきた前田多恵(高田敏江)は、癌で余命わずかな上に認知症も併発。

楓に化粧を直してもらい、夫に会うのをが嬉しそうに待つ多恵。

そして夫の正勝(三橋達也)が病院にやってきますが、多恵はそんな正勝に「どなた?」と言い、正勝が夫と分からなくなって、さらには進藤を夫だと勘違いしてしまっていました。

その日の午後、脳死状態だった高木が死亡。

高木の妻・マキに「毎日奥様がいらしてだんな様も幸せだった」と言う楓。

しかしマキは、

  • あなたが病院に来いって言ったから
  • 少し遅いと責めた
  • 夫に嫌味なことも言った
  • 毎日病院へ来るのが苦痛でだった
  • あなたが責めるからここに来てただけ

と言われ楓は言葉を返すことができませんでした。

一方、菊池の病室では再びやってきた不倫相手の志乃と妻の美和が修羅場に。

結果、美和は「離婚します」と言って帰ってしまいました。

間もなく、多恵の容態が急変。

駆けつけた正勝は多恵に話しかけ、今日は結婚記念日だと指輪を取り出します。

再び目を開けた多恵に、正勝は「ありがとう」と語りかけると、多恵は微笑んで涙を流しながら息を引き取りました。

 

第5話

警察に追われガードレールにバイクを激突させた犯人と、犯人に跳ねられた刑事の佐藤が都立第三病院「搬送。

佐藤に付き添ってきた刑事の二階堂(深水三章)は、「そいつは何人も人を殺している犯罪者だ。後にしろ!刑事を先に治療しろ!俺の言う通りにしろ!」と、佐藤を先に治療するよう訴えます。

しかし、進藤(江口洋介)は重傷の犯人の方から治療するのが鉄則と譲らず犯人から治療を開始。

そんな中で佐藤の容態が急変。

死因は心筋梗塞とみられたが、佐藤の死を知った二階堂は「貴様が殺したも同然」と激怒。

そこに現れたのが進藤のことを煙たがっている副院長の氏家(清水紘治)。

氏家は刑事を先に治療すべきだったと進藤を追求。

その後遺体を行政解剖した結果、死因は心筋梗塞ではなく「外傷性胸部大動脈破裂」だったことが判明。

氏家は進藤の誤診だと決め付けます。

その頃ナースカウンターでは、レントゲン写真が1枚なくなったと騒いでいました。

一方、佐藤のレントゲン写真を見ていた楓は、1枚がすり替わっていることに気づきます。

レントゲン写真をすり替えたのは、最初に佐藤の処置をした堺。

堺は氏家から第一外科の副部長に推薦する代わりに、

  • 氏家の名前での論文の執筆
  • 救命救急の内部事情の報告

を頼んでいたのです。

なので堺は今自身が外傷性胸部大動脈破裂に気づかず医療ミスをしたら致命傷。

このことを黙っていてほしい進藤に頼みます。

「このままでは追い出される。黙っていてくれれば、出世した俺の権限で、そのままお前をここに置いてやる」と言う堺。

進藤は堺の胸倉を掴んで睨みつけます…。

 

第6話

救命センターでは、誤診で刑事を死亡させたことについて諮問委員会が開かれていました。

副院長の氏家が経過を説明し、進藤が問題の胸部レントゲン写真を提出。

誤診したのは堺だったが進藤は次々と担当を外されてしまいます。

それを見た楓はいたたまれなくなり、レントゲンをすり替えたのは堺であることを暴露。

氏家は「よく話してくれた」と言うものの、預かったレントゲン写真を燃やしてしまいます。

結果、進藤に対する処分は救命から外れて外来で軽症の患者を担当することに。

進藤は医師不足で困っている杉田外科病院に採用されたものの、週刊誌の「刑事を見殺しにした救命救急医」の記事を見た病院側に断られてしまいます。

その頃、堺が第一外科副部長に昇進するという噂が流れます。

 

第7話

進藤は医局長の多田から1週間以内に出ていくように言われ、妻の早紀の転院先を探し回っていました。

一方、楓は看護婦のゆきから「早紀に反応が見られた」と聞かされます。

しかしそれは、転院先が見つからない早紀を心配したゆきが、容態が変われば病院においてもらえると考えた嘘でした。

その頃、アルバイトで一流ホテルでの客の診療を行っていた進藤は、暴漢に襲われ呼吸困難に陥った次期総理候補の犬丸(山崎満)を診察。

秘書たちは極秘に治療したがっているが、「放っておくと死ぬ」という進藤の判断に従い救急車を呼んで搬送し、手術は無事成功。

進藤の腕を評価した犬丸の秘書たちは、多田に「いい人材を揃えてますね」とベタ褒め。

副院長の氏家は手術を終えたばかりの進藤を呼び止め

  • 「処分は白紙にする」
  • 「犬丸の秘書が話をしたがっている。明朝9時に私の部屋へ来るように」

と言います。

「患者を選ぶのも大事だ」と言う氏家に対して、「総理候補だから助けたんじゃない」と反発する進藤。

「俺は患者を選んだことは一度もない。患者を死なせて平気な奴なんかいない。」と信念を貫きます。

 

第8話

仕事を終えた看護師のゆきが帰ろうとした時、建設現場の重機に挟まれたゆきの父親・桜井剛(江守徹)が運ばれてきます。

ゆきと父親はもう3年会っていませんでした。

なぜなら、剛が溺愛していたゆきの姉が死んでから、剛はゆきに厳しく干渉するようになったことで、ゆきは実家とは疎遠になってしまっていたのです。

そんな剛は怪我だけではなく進行した肺がんが発覚。

余命幾ばくもない患者(敬次)と相部屋になった剛は、焼き肉が食べたいと言う彼のの最後の願いを叶えてやりたいと考えていました。

剛は病室にホットプレートを持ち込み、ベッドの下でこっそり肉を焼きます。

しかし、敬次は食べられずベッドに倒れ込んでしまいました。

剛は大慌てで看護婦を呼んだものの、病室には煙が充満しスプリンクラーまで稼動。

迷惑ばかりかける父に対して苛立ちを隠せないゆき。思わず「いい加減にして。あんたはもう間もなく死ぬんだよ」と叫んでしまいました。

 

第9話

看護師のゆきが父親の剛に暴言を吐いた翌日、進藤は剛に「肺がんだけど手術で治る可能性がある」と伝えます。

しかし進藤に「手術は怖い」と訴える剛。

進藤はゆきに「手術を受けるように父親を説得しろ」と指示しますが、ゆきはどうして良いのか分からず…。

戸惑うゆきに進藤は「ここは命を救うところ。お前はその一員だ」と問い掛けます。

そんな中、建築中のビルから落ちた鉄骨が直撃した青年が運びこまれます。

両親や友人が駆けつけたものの、もう手の施しようがありませんでした。

翌日、意識が戻らないままの青年の両親が面会を許され「よく頑張ったね」と誉める親の姿を見て涙ぐむゆき。

涙をこらえながら病院の玄関を出たゆきは、急ブレーキの音を耳にします。

「助けて!」と叫ぶ佳代(水島かおり)。

息子が風呂で溺れていたというのです。

動揺している佳代に付き添うゆきと、子供の処置にあたる堺。

それとほぼ同時に剛の病状が急変。

父親の急変を知らされたゆきは、「ここが終わってから行きます」と返答。

ゆきは、佳代の息子が落ち着いたのを見計らって剛の病室へ行くと、「死に損なった」と話す剛がいました。

 

第10話

バイクの転倒事故で雅彦(山中聡)と瞳(高橋かおり)が搬送。

雅彦の怪我は軽く、瞳の顔面挫創は深刻だったが、いつもならテキパキと処置をする進藤の様子がおかしい。

そこに堺が「カミさんが目を開けた!」と飛び込んできます。

しかし早紀は進藤が着くやいないや再び目を閉じてしまい…。

一方、バイク事故で担ぎ込まれた雅彦と瞳は結婚の予定だったが、トイレの鏡で顔のキズを見た瞳は、婚約解消を申し出ます。

退院の決まった雅彦にも「会いたくない」といい始める瞳と、瞳を説得して一緒に帰ろうとする雅彦。

また、それとは別件で、路上で倒れて運ばれてきた男性の病名は脳腫瘍。

家族の話では、鎮痛剤を飲み続けていたそう。

楓は強い鎮痛剤を飲んでいて様子がおかしいと知った進藤のことが気になります。

また、朝の会議後、落合医師(沢村一樹)とナースの響子(北原一咲)との結婚が発表。

しかし落合と響子の結婚パーティーの帰り道、響子のストーカーだった学生のワタル(DAIYU)が響子にナイフで襲撃。

それを止めようとした落合が刺されてしまうという事件が発生してしまいました。

 

第11話

頭痛に悩む進藤のことが気にかかる楓。

相談を受けた堺が検査を受けるように勧めると、脳の真ん中に非分泌性脳下垂体腫瘍があることが発覚。

堺と楓は手術するように勧めるが、進藤は植物状態の妻のことが心配でこれを拒否。

堺は先輩脳外科医の植松(大高洋夫)に相談。

放射線治療で腫瘍が小さくなる可能性があることが分かり、進藤も病院には内緒で治療を受けることに同意します。

治療も順調に進んでいたのですが、その一方で植物状態の進藤の妻が致命傷となりかねない肺炎を併発していることに気づきます。

 

最終話

肺炎の妻・早紀を一睡もせずに看病した進藤は、意識を失いHCUに収容。

その間にも、救命救急センターには様々な患者たちが運び込まれてくる様子を見た楓は、研修期間の延長を多田医局長に申し出ます。

しかし意識を取り戻した進藤は楓の研修期間延長を拒否。

早紀の部屋でメモを取っている進藤を見かけた落合は、進藤が自分のいなくなった時の処置方法を記録していることを知り、早急に手術を受けさせなければならないと決意。

楓を連れて脳外科の定例会に乗り込んだ多田は、進藤を助けるための態勢を作ってほしいと頼み込んだが、一個人の事情のためだけに協力できないと断られてしまいます。

しかし楓の「進藤は命を救うためには妥協しない」という言葉を聞いた河原部長と2~3人の脳外科医が協力に応じてくれることに。

そんな矢先、楓とゆきは解離性大動脈瘤の患者をエレベーターで心臓血管外科へ移送中に停電に遭遇。

エレーベーターに閉じ込められてしまいます。

エレベーター内で患者の血圧が下がり始め、このままでは命が持ちません。

楓は携帯電話で進藤に状況を説明。

患者は心タンポナーゼで心嚢穿刺が必要だが、楓は1人での経験がなかったのです。

進藤は

  • 「心臓と心膜との間の血液を抜け」
  • 「やらなきゃ死ぬぞ」

と問いかけます。

楓は進藤の指示通りに処置して患者は危機をを脱しました。

「よくやった」という進藤の声に楓は異変を感じ、駆けつけると進藤は意識を失って倒れていました。

そのまま脳外科での緊急オペをして成功。

妻の早紀も無事に意識を取り戻して退院しました。

 

救命病棟24時第1シリーズキャスト

『救命病棟24時』第一シリーズのキャスト一覧はこちらになります。

  • 江口洋介…進藤一生役
  • 松嶋菜々子…小島楓役
  • 須藤理彩…桜井ゆき役
  • 沢村一樹…落合雅人役
  • 杉本哲太…堺慎一役
  • 金田明夫…菊池保役
  • 清水章吾…多田和彦役
  • 八嶋智人…辻智宏役

 

まとめ

こちらの記事では、『救命病棟24時』第1シリーズが再放送されない理由と、その後の再放送解禁理由についてご紹介してきました。

『救命病棟24時』の第1シリーズは、著作権侵害の懸念や、特定エピソードでの表現の配慮不足が放送されない理由だったんですね!

『救命病棟24時』第1シリーズは、その時代を超えた魅力で、今後も多くの人々に感動を与え続けることでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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