竹内結子さんが主演をしていた事で、人気刑事ドラマのひとつになった『ストロベリーナイト』。
『ストロベリーナイト』といえば、残虐な事件もですが姫川班に所属している菊田との関係も気になりました。
ドラマでは、姫川と菊田がどのような関係になるのかも注目されていましたが、原作では菊田は離婚しているという描写があるようです。
離婚しているという事は、菊田の結婚相手は誰なのでしょうか。
そこで今回の記事では、原作の『ストロベリーナイト』で菊田は離婚しているのか、姫川との関係なども調べていきます。
Contents
ストロベリーナイト菊田の離婚は原作で描かれている?
『ストロベリーナイト全シリーズ』
言わずと知れた誉田哲也先生
による警察小説
も-ぅドハマリして数えきれな
い程に読んだ作品
推しは「ブルーマーダー」
犯人のイカれっぷりと姫川と
菊田の関係性が揺らぎ是非と
もドラマ化して欲しかった pic.twitter.com/N3T6CWJWuS— 黒餅 (@lAlWuA5IDgisw2f) June 7, 2025
『ストロベリーナイト』の原作小説において、菊田の離婚に関する明確な描写はありません。
『ストロベリーナイト』シリーズは、誉田哲也さんによる警察小説で、姫川玲子を主人公としたリアルな刑事ドラマが描かれており、物語には多くの魅力的なキャラクターが登場します。
その中でも菊田は姫川班の中核を担う存在として読者に親しまれているキャラクターでした。
原作小説において、菊田の私生活、特に離婚に関する描写は極めて少なく、明確に「離婚した」という内容は一切登場しません。
菊田の描写は一貫して、仕事に真摯で冷静沈着な刑事という職業的な側面に重点が置かれており、捜査における行動や姫川とのやりとり、警察内部での立ち位置などが主に描かれています。
物語全体が事件の捜査や心理戦を軸に展開されるため、登場人物のプライベートな背景はあえて深く掘り下げられていない部分も多く、読者は断片的な情報から想像するしかありません。
また、菊田は作中で姫川に淡い感情を抱いているような描写があり、その背景として家庭に不満がある、あるいは離婚を経験しているといったような説明は原作にはありませんでした。
彼の内面は多くを語らず、感情を抑えて行動するタイプとして描かれているため、私生活の詳細を意図的に伏せた人物像とも言えます。
原作をベースに菊田というキャラクターを捉えるならば、私生活ではなく、仕事と信念に生きる刑事としての姿が全てであり、そのストイックな生き方が作品のリアリティを支えている要素の一つとなっているのです。
では、班長である姫川との関係はどのようなものだったのでしょうか?
次で詳しく解説していきます。
ストロベリーナイト菊田の離婚は原作で描かれているのか姫川との関係は?
『ストロベリーナイト』
・菊田と姫川の距離感がちょうどいい。
・姫川玲子を演じれるのは竹内結子さんしかいない。
・原作を読むたびに全員、ハマリ役だと思うし、このメンバーので続編が出ないことが悲しいくらいに大好きな作品。 pic.twitter.com/DGVF3Vmpy3— やま (@Yama_K_97) January 27, 2024
『ストロベリーナイト』の原作小説において、菊田と姫川の関係は、刑事としての信頼関係を軸に描かれています。
『ストロベリーナイト』シリーズ全体を通して、二人の関係には一定の緊張感や距離感がありながらも、現場での連携や判断力のバランスにおいて非常に高い信頼が感じられる描写が多いです。
姫川班の中でもとくに姫川の意図や感情を敏感に察知し、時に彼女の無茶とも思える判断にも静かに従う姿勢を見せるような行動を取る菊田。
そんな菊田は姫川に対して強い敬意、さらには淡い好意を抱いていることは読み取れます。
ただし、それが明確な恋愛感情として表現されることはなく、あくまで内面に秘めたものとして描写されていました。
一方の姫川も、菊田の存在に安心感や信頼を寄せている様子が見られますが、職務上のパートナーとしての意識が強く、彼に対して私的な感情をはっきりと向ける場面は描かれていません。
姫川は物語を通じて複雑な過去や孤独を抱えており、他者との深い関係を築くこと自体にためらいを見せる人物でもあります。
このように、原作においては菊田と姫川の間に一定の好意や絆は存在するものの、それは恋愛や私生活に関わる関係性ではなく、あくまで警察官同士の信頼に基づいたものに留まっています。
しかし、原作で菊田が結婚している事は、事実として描かれていました。
その結婚相手は同じ警察官の梓です。
菊田と梓の出会いは、姫川班の解散に伴い新しい配属先となった千住署。
梓は小柄な刑事でまだ25歳ですが、軽微な暴力事件とコンビ二強盗の捜査を菊田と2人で担当した事で関わる事になります。
梓は案外体力も根性もあり頭の回転も早く、童顔で可愛らしく愛嬌もあった梓は、署内で人気がありました。
そんな梓は先輩や同僚の男性からの誘いを全て断ってきたのに、菊田に対しては彼女から食事に誘います。
その食事が終わった後に菊田へ交際を申し込んだ事で、2人の関係が始まりました。
その後、菊田は姫川への気持ちを残しつつも梓と結婚する事に。
姫川と菊田の間に私的な進展があったというような展開は存在しませんでしが、別の人と結婚する菊田は描写されていました。
読者の中には、二人の距離感や空気感から「もしも恋愛関係に発展していたら」という想像を膨らませる方も多いかもしれませんが、原作では常に抑制的であり、現実的な人間関係としてリアルに構成されています。
この事から、菊田と姫川との関係を直接左右する要素としては原作では登場せず、二人の関係はあくまで職務に徹した信頼関係という枠を越えることはありませんでした。
ストロベリーナイト菊田の離婚は原作で描かれているのか姫川とのその後はどうなる?
ストロベリーナイト見てるとなぜ姫川と菊田は上手くいかないの?この2人うまく行かせるバイトない?て思っちゃう(原作だと菊田は別の人と結婚しちゃうしね pic.twitter.com/L1mkdyEjer
— めろ (@_maichaaaaan) May 4, 2024
原作『ストロベリーナイト』シリーズでは菊田と姫川の関係や「その後」について、物語の進行に従って少しずつ描かれていきますが、菊田が離婚した、あるいは姫川と私的な関係に発展するというような展開は原作の中では明確には描かれていません。
シリーズ中盤以降、姫川玲子は自身の捜査方針や警察組織内での衝突などにより、異動を余儀なくされます。
これにより姫川班は解散となり、菊田も別の部署へと配置換えされることになり、物理的な距離だけでなく、組織上の立場の違いによって、二人が行動を共にする機会も減っていきました。
菊田の視点から描かれるシーンでは、姫川に対する思いが断ち切れない様子や、彼女の姿を追い続けるような描写もありますが、それはあくまでも内面的なものであり、行動として明確に示されることはありません。
姫川との距離を保ちつつも、彼なりに彼女を理解しようとする姿勢が静かに表現されています。
一方、姫川は職務上の困難に直面しながらも、自分の信念を貫こうとする姿が描かれ、菊田に対して特別な感情を見せるような場面は非常に限られていました。
読者の中には、二人の再会や進展を期待する声もありますが、原作はそのような感情的な展開よりも、現実の刑事としての生き方や決断に重きを置いているようです。
また、菊田の結婚については描かれていますが、離婚については物語が進行する中で、新たに明らかにされることはありませんでした。
あくまで職業人としての側面が中心であり、それが彼というキャラクターの一貫した描かれ方と言えるでしょう。
結果として、原作における「その後」は、二人が別々の道を歩みながらも、それぞれの信念や立場を貫いていくという形で描かれています。
恋愛感情や個人的な結びつきではなく、互いに対する尊敬や未練のようなものを心の奥底に残しながら、それでも自分の仕事に向き合っていく、そんな余韻のある関係が原作らしいリアリズムの中で表現されています。
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まとめ
正義の天秤が図書館になかったので、未読のストロベリーナイトを借りてきた
ドラマは亀梨・二階堂コンビしか見てない。原作では姫川を慕う菊田の気持ちがダダ漏れかつ、今ひとつ押しが弱い彼に姫川がイラついてるwこと姫川に対する想いは亀ちゃん菊田の方が男気があり芯が強そう…で、山本耕史は? pic.twitter.com/kupQiCz3Rh— ジュリエット (@hihi_Juliet) September 5, 2021
今回の記事では、『ストロベリーナイト』の原作小説では、菊田は離婚しているのか、姫川との関係やその後について調べました。
ドラマ版の菊田は姫川に対して恋心を抱いているような描写がありますが、原作の『ストロベリーナイト』では、はっきりとした描写がない事が分かりました。
また、原作では姫川班解散後に配属された千住署で出会った梓と結婚した事は描かれていますが、菊田が離婚をしている描写ははっきりとしたものはありません。
姫川と菊田はお互い信頼関係があるものの、上司と部下以上の関係には発展していない事も分かりました。
ドラマ放送時は、姫川と菊田との関係を気にする視聴者が多かったですが、原作ファンでも多くいたようですね。
どのように描写されているのか気になる方は、是非原作を読んでみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。