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ドラマ考察

振り返れば奴がいるラストシーン変更はなぜ?当初はどうなる予定だったかも紹介!

ドラマ『振り返れば奴がいる』は俳優とスタッフがラストシーンを変更したドラマとして有名な作品。

なぜ『振り返れば奴がいる』のラストシーンは変更されたのでしょうか。

元々はどんなラストシーンだったのか、なぜ変更になったのかも気になりますよね。

そこでこの記事では『振り返れば奴がいる』のラストシーンの変更はなぜなのか、当初はどうなる予定だったのかも一緒に調べてみました。

 

振り返れば奴がいるラストシーン変更はなぜ?


『振り返れば奴がいる』のラストシーンがなぜ変更したのかというと、

  • 司馬江太郎を演じる織田裕二さんの希望
  • 制作や撮影スタッフ達が議論した結果

ラストシーンは変更になったそうです。

『振り返れば奴がいる』の変更後のラストシーンでは、司馬江太郎が自分の保身に利用し、懲戒免職までさせた元上司の平賀友一(西村雅彦さん)によって背中を刺されていました。

まさか刺されて終わるなんて…と視聴者のほとんどが衝撃を受けたラストシーンでしたよね。

なぜこのようなラストシーンにしたのかもっと詳しく解説します。

 

司馬江太郎を演じる織田裕二さんの希望

『振り返れば奴がいる』のラストシーンは、司馬江太郎を演じる織田裕二さんの希望で変更になったそうです。

織田裕二さんは司馬江太郎の役になりきり、撮影現場では常に厳しい表情でいたそうです。

そんな役にのめり込んだ織田裕二さんは、ドラマのラストが近くなった時に「こんな悪人が生き残っちゃっていいの?」と考えたよう。

ラストシーンで司馬江太郎は刺されて死にたいと思い至った織田裕二さん。

織田裕二さんは撮影のスタッフに変更したい事を伝え、脚本家の三谷幸喜さんがそれを承諾した為『振り返れば奴がいる』のラストシーンは変更されたそうです。

 

制作や撮影スタッフ達が議論した結果

『振り返れば奴がいる』のラストシーンは、制作や撮影スタッフ達が議論した結果変更になったようです。

ラストシーンの変更のきっかけは織田裕二さんですが、

  • ラストシーンの変更の希望を聞いた演出家の若松節朗さん
  • プロデューサー
  • 脚本を担当した三谷幸喜さん
  • 既にクランクアップしていた平賀友一役の西村雅彦さん

など、演者だけでなく制作する側も色々考えてラストシーンを変更したようですね。

三谷幸喜さんといえば「俳優の良いところを早く見つけ、僕しか知らない良さを皆に伝えるのが使命」と語るくらい俳優好きで有名です。

でも実は「台本にケチをつける俳優は嫌い」と好き嫌いがはっきりしている三谷幸喜さん。

そんな三谷幸喜さんは『振り返れば奴がいる』でラストシーン以外にも脚本が何度も変更されてショックを受けていました。

でも、三谷幸喜さんは、織田裕二さんの人生の全てを賭けて演じる司馬江太郎の気迫から、やり切った感を察していたよう。

その為、中途半端に去って行くより死にたいと考えた俳優としての織田裕二さんの気持ちを優先してラストシーンを変更したようです。

ただ、あまりにも急な変更だった為「とてもいいラストになったので感謝しているが、もうちょっと早く言ってくれれば…」と話していたそうですよ。笑

 

振り返れば奴がいるラストシーン変更で当初はどうなる予定だった?

『振り返れば奴がいる』でラストシーンが変更になる前は、司馬江太郎が病院を去って行く予定でした。

ライバル関係の石川玄が亡くなり、病院にいる必要が無くなった司馬江太郎が静かに去るラストシーンは十分に面白い作品として完成していたようです。

ちなみに、織田裕二さんの変更希望は、残り2シーンで終わるという時にお願いしてきたそうです。

本当にギリギリだったようですね。

そして三谷幸喜さんは、織田裕二さんの希望を聞いてから5分ほどでラストを思いつき、西村雅彦さんに「じゃあ、お前が刺しちゃえよ」と言って変更しました。

『振り返れば奴がいる』のラストシーンは、俳優と脚本家が協力して大胆に変更した為、いつまでも印象に残る作品となったようですね。

 

まとめ

この記事では、『振り返れば奴がいる』のラストシーンの変更はなぜなのか、当初はどうなる予定だったのかをご紹介してきました。

『振り返れば奴がいる』は主演を演じた織田裕二さんの希望と、制作や撮影スタッフ達が議論した結果、ラストシーンが変更になりました。

『振り返れば奴がいる』のラストシーンが変更される前は、織田裕二さんが演じる司馬江太郎が静かに病院を去って行く予定だったそうですよ。

この記事を読んでストーリーが気になった人は、ラストシーンの変更でより面白いドラマになった『振り返れば奴がいる』を是非実際に観てみて下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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