映画『正体』は、染井為人さんの同名小説を原作とし、2024年に公開されました。
主演の横浜流星さんが、脱獄犯・鏑木を演じ、その逃亡劇と人間ドラマが描かれています。
そんな映画『正体』ですが、その物語が実話を基にしていると言われています。
実話のどんな事件が映画『正体』のモチーフになっているのでしょうか。
そこでこちらの記事では、映画『正体』は実話なのか、さらに原作がどのようなモチーフを基に作られたのか調査してみました。
正体の映画は実話?
今年最後の映画鑑賞。2024年は12作品を観ました。前年より8つほど少ない本数ですが、記憶に残る素敵な映画に出会えました。#正体 #横浜流星 の変化がとても良かった。 pic.twitter.com/pTDkM74fRC
— takkinen (@flying_fin) December 22, 2024
『正体』の映画は実話ではなくフィクションです。
しかし、原作者の染井為人さんは、執筆の動機として実際の事件からヒントを得たとインタビューで語っていました。
染井為人さんが執筆を行う際にインスピレーションを得た事件はあるものの、作品そのものは完全なフィクションとなっています。
正体の映画は実話?原作モチーフを紹介!
久しぶりのシネコンで見届けてきた。
想像を超えて凄かった‥余韻が‥
演者が皆、本当に素晴らしい。最初から息を止めてしまう位引きつけられる物語の始まりから、最後まで一瞬でも見逃せないストーリー。終盤は涙が溢れて止まらなかった。流星君、本当に凄かったよ🎬✨#正体 #横浜流星 pic.twitter.com/96PfpBRDBN— natsu☆ (@Natsu8626) December 22, 2024
『正体』の映画は実話ではありませんが、原作を作成する際にモチーフになったとして考えられる事件を2つ紹介していきます。
- 刑務所からの逃走事件
- 冤罪事件
それぞれ詳しく説明していきましょう。
刑務所からの逃走事件
原作者が染井為人さんが執筆のきっかけとしてモチーフとなったと語った1つ目の事件は、2018年に起こった富田林署からの逃走事件です。
この事件では、ひったくりや性的暴行事件の容疑者が拘置所から脱走し、自転車を使って逃亡を続けながら日本各地を転々としました。
その逃亡生活が50日間以上に及んだことや、巧妙な潜伏手段が社会的に大きな話題となりました。
『正体』の主人公・鏑木慶一は、一家3人を惨殺したとして死刑宣告を受けたが移送中に脱走。
鏑木慶一はその後、名前と身分を偽ってさまざまな場所に潜伏するというストーリーでした。
『正体』の逃亡劇は、こうした実際の逃走事件がモチーフとなって反映されています。
冤罪事件
もう一つの重要なモチーフは、日本で実際に発生した冤罪事件です。
代表的な例として挙げられるのが、1966年に起こった袴田事件です。
袴田巌さんは一家4人の殺害容疑で逮捕され、長期間にわたり死刑囚として収監されましたが、再審で無罪が確定しました。
映画『正体』でも、主人公が殺人容疑で追われながら真実を証明しようとする展開が描かれており、冤罪というテーマが物語全体の柱となっています。
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まとめ
【12/17付 #スポーツ報知 】
🔹 #報知映画賞 授賞式🔹助演女優賞 #吉岡里帆 さん
『大きな大きな出来事』
上映中🎬『 #正体 』3冠
《感極まる表情を紙面で✨》 pic.twitter.com/b0M7ZWBlVC
— スポーツ報知 レイアウト担当 (@hochi_tkyhensei) December 16, 2024
こちらの記事では、映画『正体』は実話なのか、さらに原作がどのようなモチーフを元に作られたのか調査しました。
映画『正体』は実話ではありませんが、実際の事件や社会問題から着想を得て作られたフィクション映画です。
気になる方は是非チェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。